この方のお悩みと経過
昨日バスケットをしているときに突然右の肩甲骨の下側あたりが痛くなった。ピーンとつった様になり、動くと痛みが強くなる。三週間前にも同様の痛みが起こった。その時は整形外科で湿布を貰ってよくなった。また、同じ様になったので、背骨がずれているのではないかと思う。 10年前にギックリ腰をして以来、疲れると腰が痛む。整形外科では軽いヘルニアと言われた。また、1年半前に右足首を捻挫してから、バスケット後に足首が腫れる。痛みなどは全くなくただ腫れる。
来院時の症状
体幹のねじれがある。骨盤から上方が反時計周りに体がねじれている。
右胸腰移行部が大きく反り、左肩甲骨の下が後方へ丸まっている。
体幹を左回旋、屈曲させると右腰腸肋筋に痛み 圧痛あり
右距腿関節、右距骨前方変位。右背屈困難。右拇趾外転筋圧痛
施術後の経過
一回の施術で右肩甲骨の下の痛みは改善。施術内容は背骨を一分節ごとにモビリゼーションし体幹のねじれを改善させ体の動かし方を均等にする事と、肩甲骨のモビリゼーションを行った。 二回目からは腰部と足関節の施術へ移行した。右足関節に対して矯正を行ったところ、バスケ後の腫れはほぼ感じられなくなった。一か月に一回の間隔でメンテナンスを行っている。
担当 コメント
スポーツによる障害は早めにケアすることが大切です。違和感があるときにはすでに体のバランスが崩れている可能性があります。そのまま運動を続けると体が代償性に作用するので痛みの場所をかばい一時的には痛みが消失することがあります。しかし、原因が消失したわけではなく放置され、またかばって体を使ったために益々体のバランスが崩れ、再度痛みが起こった時には改善が難しく時間がかかる場合があります。違和感、痛みがある場合には速やかにカイロプラクティックを利用しましょう。また、体の使い方の癖をリセットし、パフォーマンスを上げるためにもカイロプラクティックは有効です。スポーツをされている方の定期的なメンテナンスをお勧めいたします。
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