坐骨神経痛とは?

概要

坐骨神経痛は、太腿の裏や側面から足先にかけて起こる痛みや痺れ、脱力感を特徴としています。

原因

腰に負担のかかる姿勢を取り続けることや、同じ動作を繰り返すことで

・椎間板が劣化し髄核が逸脱すること
・脊柱管の内径が狭まること
・筋緊張によって神経を圧迫すること
・骨が変形すること

などが徐々に進行し、坐骨神経痛を発症します。

また、スポーツなどで激しいプレーをした後、椎骨の一部が分離し、前方に滑ることで坐骨神経痛を起こすこともあります。

その他にも、妊娠、脊髄や骨盤内の腫瘍が坐骨神経痛を起こすことや、股関節周囲の筋肉に硬結ができることで坐骨神経様の症状を起こすこともあります。

病院では坐骨神経痛を起こす病気として、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、梨状筋症候群、脊椎すべり症などと言われることがあります。

坐骨神経痛の経過は?

坐骨神経痛には、様々な原因がありますが、多くの場合、同じ姿勢を取り続けることや、悪い動作を繰り返すことで腰に負荷がかかり、徐々に症状が強くなるケースが多いです。

坐骨神経痛の経過は、以下の4段階になります。

1.腰の疲れが取れなくなる
2.腰痛を感じるようになる
3.脚の痺れや痛み、脱力感がでる
4.生活に大きな支障がでる※1
※1.「生活に大きな支障が出る」場合は、徒手的に元の状態を取り戻すことが困難になります。残念ながら重症度によってカイロプラクティックの適応外となることもあります。

こんな症状があれば当院にご相談ください

当院では、「5分以上歩き続けることが出来ない」という方が30分以上歩いても大丈夫になったというケースも多数あります。症状が増悪傾向であってもあきらめず、以下のような兆候があれば、早めに当院へご相談ください。

腰を動かすと脚の症状が強くなる

例えば、
・靴や、靴下を履くときに辛い
・落ちたものを取るのが辛い
・高いところから物を取ろうとすると辛い

長い時間座っていたり、立っていると脚が辛くなる

例えば、
・電車やバス、に乗っていると辛くなる
・車の運転をしていると辛くなる
・会社で会議をしていると辛くなる

歩き続けると脚が辛くなり休む必要がある

例えば、
・最寄り駅まで歩いていくのに数回休まないといけない
・脚の症状が辛くてスポーツができない

カイロプラクティック・ケア

施術の目標は、姿勢や動作を評価し神経学的・生体力学的な負荷を修正することで本来の状態を取り戻すことです。

坐骨神経痛は様々な原因によって起こります。従って、「なぜ坐骨神経痛が起こっているのか?」を検査によって原因を突き止めることが大切です。

当院では、厳しいカリキュラムを満たしたWHO基準のカイロプラクターが適切な検査・評価を行い※1、その結果に基づいて皆様には最適な施術を行います。また、必要に応じてストレッチやエクササイズなどもお伝えします。
※1.多くの場合はカイロプラクティックの適応ですが、残念ながら適応外の場合には、提携のクリニックをご紹介いたします。