臀部痛 30代 女性

横浜市在住の30代女性が、右臀部痛を訴え来院した。出産後1週間経過したが、右臀部痛がどんどんひどくなってきた。さらに、右股関節、右大腿部に痛みが広がってきてしまってきたため、友人に紹介されてTRINITYカイロプラクティックに来院した。

来院時の症状

・起床時の右臀部痛～右股関節および右大腿部の痛み。
・歩行時と下り階段時の右臀部痛～右股関節および右大腿部の痛み。
・体幹の伸展時の痛み。
・起床時の強い腰痛。

初回は検査結果から、臀部の横の中臀筋の可能性が高かったため、緩和操作と中臀筋が付着する股関節の関節操作を行った。その施術直後に歩いてもらった結果、歩行時の痛みはほぼ消失していた。体幹の伸展時の痛みも半減していたため、さらに問題があると考えられる腰椎の可動性の向上を狙い、腰椎関節の操作を追加した。施術後の痛みは来院時と比べると、８割減になっていた。
2回目の来院時には、体幹の進展時痛が残っていたため、その症状をメインにした。腰椎の可動域は正常だったため、腹部筋の伸長操作を行った。施術後は、伸展時痛は消失していた。
3回目の来院時には、良好な状態であったため、出産後の骨盤調整を行った。出産で開いてしまった骨盤を閉じるカイロプラクティック操作を行った。現在は、子育てでの肩こり/腰痛のメンテナンスケアを半月に一回継続している。

担当　太田コメント

今回の主原因は、妊娠中の骨盤のゆがみとそれに伴う股関節の筋肉の過剰使用が原因と考えられます。臀部の奥にある仙腸関節が、妊娠中に外側に開いてしまい炎症を起こしてしまっていたのです。このような場合は、問題部位の筋肉の状態を良くし、炎症をおさえたあとに、関節の調整が必要となります。このような場合は特に、カイロプラクティックアプローチが有効となります。ぜひ専門家である当院にお問い合わせ下さい。 

2015年04月09日 10:45更新