マラソン後の腰痛 10代男性

この方のお悩みと経過

横浜市保土ヶ谷区在住の高校生の男性がマラソン後の腰痛で来院。一度走ると腰痛が起こり日常生活にも支障が出て痛みが引くまでに時間がかかる。ここ最近では左下肢大腿前面の力も入れずらくなってきたことから母親の紹介で来院された。
既往歴として中学生の時にL5腰椎分離症と診断された。
運動:長距離マラソン選手

来院時の症状

・反り腰が強い
・寝ている状態での体勢変換で腰に痛み
・立位で伸展・回旋で腰に痛み
・腹圧を高めると腰の痛みが楽になる

施術後の経過

初回、検査から緊張している筋肉の緩和操作と腰と骨盤の間を広げると楽になる為、広げる施術を行った。また胸椎の動きが低下していた為、カイロプラクティック・テクニックを用いた。エクササイズは腹圧を高める運動を教え終了した。(腰椎は触れない)
2回目、前回より寝ている状態での体勢変換の痛みは減少しているが、まだ痛みは出る。今回は前回の施術+大腰筋の緩和操作、股関節の施術と骨盤を閉じるように施術を行った。
3回目、水泳・グラウンド1週だが走れた。走った後など痛みはなく日常生活に問題なし。
4回目、3㎞走った。腰の痛みなし。来週、障害長距離に出場予定。
5回目、障害長距離後・10㎞走った後、腰に多少の違和感は出たがすぐ消えた

今現在は、月1回よい状態を保てるように来院している。

担当者:林コメント

今回の腰痛は、反り腰が強く腰と骨盤の間が極端に狭くなり、体幹を含めその周りの筋肉も緊張を起こした事が原因と考えます。体幹の筋肉が緊張した状態で上半身を真っ直ぐにしようとすると、腰を反らないと伸びません。その状態が長ければ長いほど腰と骨盤の間が狭くなり、腰回りの筋肉も緊張して痛みを出します。
似たような症状・反り腰が気になる方、是非一度専門家である当院にご相談ください。

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