50代男性 首が不自然なくらいに回らない首の症状

この方のお悩みと経過

20年くらい前から首すじの筋肉が張るような痛みが続いている。
首が回しづらく、首を後ろに倒そうとすると右首すじの筋肉がはるような痛みがでる

初回の症状

首がその方向にも動かしづらい状態で、首の可動域が正常範囲の三分の一ほどになっている。特に首を後ろに倒す動きはほとんどなく、痛みをともなう。
肩こり、頭痛、腕のしびれなどは全く感じていない。

施術後の経過

首の関節には正常であれば横から見ると前にそるような前弯のカーブが存在するが、その状態が全くなく、逆に首のカーブは後弯している状態にあった。
そのため首の重心は前にかたむき。首が前に倒れるような姿勢をしている。
一回づつの施術で少しずつ首の可動範囲はふえ、週一回5回の施術で首を右後ろにする動作にやや違和感が残るものの、痛みはなく、可動範囲は正常になった。
現在は、再発予防のために、3週間から一ヶ月に一回のメンテナンス施術を行っている。

担当 コメント

首には7つの関節があり、全体に横からみると弓なりに前になる前弯のカーブが存在します。このカーブは、首の可動性、柔軟性を保たせるために存在しますが、姿勢崩れてくるとこのカーブが崩れてきてしまいます。このカーブが崩れてくると関節はストレスをうけやすくなり、筋肉が凝ってしまったり、関節の動くが悪くなり身体は痛み感じるようになってしまいます。

ひどい症状の人は、肩こりがひどくなり、頭痛を起こしたり、手や腕にしびれを感じたりする事があります。手にしびれを感じるのは、首の関節から出ている神経が腕や手に関係しているからです。

施術をして痛みは改善しますが、根本的な姿勢、背骨のカーブの問題は、日頃の生活習慣が大切です。

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